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トピック:『サウディ社会におけるナツメヤシ』
ナツメヤシはサウディ社会において、毎日食べられる最も重要な食べ物の一つに数えられています。
最低でも一日一回から三回[朝・昼・晩(ばん)]口にされ、それと同時に、来客時にはカフワ(アラビアコーヒー)と同じく最も重要なおもてなしの一つとされています。
イスラーム社会におけるナツメヤシ
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断食(だんじき)を解(と)くときにナツメヤシを食べる。 |
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断食を始める前の食事にナツメヤシを食べる。 |
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イード(ラマダーン明けのおまつり)の礼拝(れいはい)前にナツメヤシを奇数個(きすうこ)食べる。 |
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二つ以上くっついたナツメヤシをそのまま食べることの禁止(きんし)。 |
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タハニーク[新生児(しんせいじ)の口にナツメヤシをかみくだいたいたものをつけること]のときにナツメヤシを使う。 |
断食(だんじき)を解(と)くときにナツメヤシを食べることの英知
「預言者(よげんしゃ)ムハンマドが礼拝(れいはい)をする前に、ナツメヤシで断食(だんじき)を解(と)き、スープが無ければ水で断食を解いた」という伝承(でんしょう)があります。
断食をしている者はエネルギーとなる糖分(とうぶん)が不足しがちです。ナツメヤシは一時間以内に、すばやく消化・吸収(きゅうしゅう)され、体にエネルギーをあたえるだけでなく、鉱物(こうぶつ)やビタミン、炭水化物、またセルローズがふくまれていることから胃の消化活動を助け、胃を清浄(せいじょう)にします。
タハニークをナツメヤシで行なうことの秘密(ひみつ)
新生児(しんせいじ)へのナツメヤシでのタハニークは医学的にも非常(ひじょう)に驚(おどろ)くべき効果(こうか)があります。ナツメヤシには幼児(ようじ)を病気から守り、抵抗力(ていこうりょく)を強化する働きがあります。これは幼児に行なわれる小児麻痺(しょうにまひ)やジフテリアや風疹(ふうしん)の予防接種(よぼうせっしゅ)のようなもので、その効果(こうか)は一生続きます。
ナツメヤシによる治療(ちりょう)
咽頭(いんとう)と扁桃腺(へんとうせん)の病気(びょうき)の治りょう
7つのナツメヤシを選び、それといっしょに1/2リットルの牛乳(ぎゅうにゅう)にスプーン1杯(いっぱい)の粉末状(じょう)のドライミントを入れ、一晩(ひとばん)つけておく。
翌朝(よくあさ)、目覚めた後、すぐにそのナツメヤシを食べ、つけておいた牛乳(ぎゅうにゅう)も飲む。その後、ハッバトッサウダー(ブラック・カラウィー・シード)オイルを数的(すうてき)入れたぬるま湯でうがいをする。
| 注: |
キャラウェイシード[姫茴香(ひめういきょう)] 古代ローマの進軍によって広まった、甘いシード。
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胸部(きょうぶ)の病気の治りょう
7つのナツメヤシと同じ重さのレーズンとイチジクを1リットルの水で煮(に)つめる。1/2リットルになったらつぶして、それをこし、容器(ようき)にいれ、毎食後およそ50ミリリットル飲む。
肺炎(はいえん)の治りょう
コップ1杯(いっぱい)のズーファー(シャーム地方に生える植物)を煮(に)たて、それに、およそ50ミリリットルのナツメヤシのペーストを加え、朝晩(ばん)飲む。この時に、魚の卵(たまご)やマンゴーや花粉(かふん)などアレルギーを起すものをとらないようにする。
| 注: |
シャーム地方 げんざいのシリア、レバノン、パレスチナ、ヨルダンを含む地域。
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体の強化
種を除(のぞ)いた7つのナツメヤシ、くだいた木の実(松の実・アーモンド・マカデミアンナッツ)、ギーをいっしょに混(ま)ぜ、毎朝、朝一番に食べる。その後、カモミールを煮(に)出したものを飲む。これによりインシャーアッラー、体は活性化(かっせいか)し、心臓(しんぞう)は強化され、神経(しんけい)も活発化します。
執筆(しっぴつ):
ムハンマド アルモヘセン
アラブ・イスラーム学院 秘書(がくいんひしょ) |
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