ある晴れた日の昼下がり。ゆたかな自然にめぐまれたアラビア村の真ん中に大きな木があり、その木のそばには清くすんだ泉(いずみ)がわいています。大きな木の木かげに一人の初老の男の人がこしかけています。その男の人の名はハキム。その手に何やらとても美しい本を持っています。 そこへ、日本人の子どもたちが通りかかります。
そこへ、ラナちゃんとザキくんの二人のムスリムの子どもたちが通りかかります。
ポケットに入れていたナツメヤシの実を子供たちに与えました。
ナツメヤシは体にとてもいいんだよ。栄養もたっぷりあるし、砂漠(さばく)のきびしい自然の中で、とても重宝(ちょうほう)がられているんだよ。そしてこのすばらしい食べ物をわたしたちにおあたえくださったのが、アッラーなんだよ。 アッラーは唯一(ゆいいつ)の神なのだよ。世の中のすべてのこと、宇宙(うちゅう)のすべてを創造(そうぞう)なされた方のことだよ。ムスリムはアッラーだけを信じ、その力にたより、アッラーの教えに自分の身をゆだねる人のことなんだよ。
ハラムモスク (メッカ、 サウジアラビア)
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