ある日、一人の男がとても悪いことをしてしまい、あとになってから反省して、大変それをくやみました。
そして神様が自分の後悔(こうかい)や反省の気持ちを受け入れてくださるかどうか心配で、預言者(よげんしゃ)ムハンマドのところへ相談に行くことにしました。
ムハンマドのところへ着くと男は、「わたしは大きな罪(つみ)をおかしてしまいました。わたしにはそれを悔(く)い改めてつぐなうことができるのでしょうか?」とたずねました。
するとムハンマドは男に、「あなたには両親がいますか?」とたずねました。
男が「いいえ、いません。」と答えると、「ではお母さんの姉妹がいますか?」とムハンマドはたずねました。
そこで「はい、おります。」と男が答えると、ムハンマドは、「では、かの女に孝行(こうこう)をつくしなさい。」と教えたのでした。
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