アラビア村                    はじめのページへ
アラビアもよう
アラブのどうわ


 ■アラブのどうわ 第31回 いいものをあげる

いいものをあげる   

 昔アラビアに、ムハンマドという神様の預言者(よげんしゃ)がいました。

ある時、一人のお母さんが幼(おさな)い子どもに向かって、「こっちへおいで、何かあげるから……。」と言い、何かあげるようなそぶりを見せました。

それを聞いたムハンマドは、そのお母さんにこうたずねました。

「あなたは子どもに何をあげたかったのですか?」

いいものをあげる

 するとそのお母さんは、「ナツメヤシの実を。」と答えました。

 そこでムハンマドはこう言いました。
 「もし何もあげなかったとしたら、一つうそをついたことを、あなたは神様のもとで書き留(と)められるところでした。」

【ハキムのひとこと】

ハキム

 小さいうそも大きいうそも、うそにちがいはありません。うそをつくことは相手をだますことです。

 だから、たとえ相手が小さな子どもであっても、またごく小さなことでうそをついたとしても、相手をだましたことに変わりはないんですね。

 

Copyright アラブ イスラーム学院 2006年 All Rights Reserved.


アラビア村バナー
アラブのどうわ マンガコーナー なんだろう? ハキムとこどもたち まほうのじゅうたん こどものうた とうじょうじんぶつ しつもん