アラビア村                    はじめのページへ
アラビアもよう
まほうのじゅうたん


 ■まほうのじゅうたん 第12回 「クウェート」


 アラビアの国のひとつ、アラビア半島の東の付け根にあるクウェートの紹介(しょうかい)です。
 砂漠(さばく)の気候や産業などについて知ることができます。


国旗

国名 クウェート国
首都 クウェート
人口 17,820平方キロメートル(四国とほぼ同じ)
面積 およそ299万人(クウェート人はその内の99万人/2005年末)
民族 アラブ人(クウェート人37%)、そのほか(およそ3人に2人は外国人)
言語 アラビア語(公用語)、英語
宗教(しゅうきょう) イスラーム(85%)、キリスト教、ヒンドゥー教など(15%)
時差 日本より6時間おくれ
政体(せいたい) 立憲君主制(りっけんくんしゅせい)
元首(げんしゅ) シャイフ・サバーハ・アル=アハマド・アル=ジャービル・アル=サバーハ首長


<位置>
 クウェートはアラビア半島の東の付け根に位置しています。
 北と西はイラク、南はサウジアラビアに接(せっ)しています。東はアラビア湾(わん)〔ペルシャ湾〕に面しており、アラビア湾をはさんでイランと対面しています。
位置 位置


<地理>
 クウェートの国土はその大半が平坦(へいたん)な砂漠(さばく)で、山や丘陵(きゅうりょう)地はなく、また河川(かせん)や湖沼(こしょう)もありません。アラビア湾(わん)北部の沿岸(えんがん)にはいくつかの島があり、その中で一番大きな島はブビヤン島です。


首都クウェート
首都クウェート

マリナーとショッピングモール(クウェート市)
マリナーとショッピングモール(クウェート市)


<気候>

 クウェートの気候は乾燥亜熱帯性(かんそうあねったいせい)です。季節によって気温の変動が激(はげ)しい国です。  5月から9月までの夏季が最も暑さの厳(きび)しい季節で、最高気温は40℃〜45℃ぐらいになり、8月には50℃に達する時があります。この季節は暑いだけではなく湿気(しっけ)も大変高く、また激しい砂嵐(すなあらし)もふきます。

 11月から3月にかけての冬季はおおむね温暖(おんだん)で過(す)ごしやすい気候ですが、とくに12月から2月の間、夜はたいへん冷えこみます。雨は冬季にごく少量降(ふ)る程度(ていど)です。



ラクダ


<産業と福祉・教育>
 1938年に巨大(きょだい)な石油と天然ガスの鉱脈(こうみゃく)が発見されて以来、石油・ガス産業がクウェートの主な産業となりました。
 石油まい蔵(ぞう)量は世界第4位で、クウェートの大ブルガン油田は、世界一の規模(きぼ)をほこるサウジアラビアのガワール油田に次ぐ規模のものです。そしてその豊(ゆた)かなオイルマネーは、世界有数の福し制度(せいど)や高水準(じゅん)の教育という形で常(つね)に国民にかん元されてきました。

 クウェート人が国立の医療(りょう)機関を利用する場合の医療費はすべて無料で、その医療レベルもたいへん高度です。

 また公立の幼稚(ようち)園から大学までのすべての教育機関において、クウェート国民の授業(じゅぎょう)料および教科書代は基本的に無料で、障害(しょうがい)者教育や成人教育も早くからたいへんじゅう実していました。ちなみに、クウェートでは国内の固定電話同士の通話料さえも無料だそうです。

シュアイバ工業地域(ちいき)
シュアイバ工業地域(ちいき)


<水の供給>
 クウェートには河川(かせん)も湖もなく、また降水(こうすい)量もわずかであるため、1950年代までは隣国(りんこく)のイラクから飲料水を運ばなければなりませんでした。しかし、1950年代に多くの海水淡水(たんすい)化施設(しせつ)が建設(けんせつ)され、国内での水の安定供給(きょうきゅう)が可能(かのう)になりました。

 そのため、クウェートでは国内のいたるところで円すい形の貯水塔(とう)が見られます。クウェートのシンボルとしてよく知られている「クウェートタワー」も、その球体のうちの2つは貯水塔の役割(やくわり)を果たしています。

クウェートタワーとクウェート市内
クウェートタワーとクウェート市内

<歴史>
 アラビア湾沿岸(わんえんがん)のファイラカ島からは、紀元前3000年ごろにバハレインを中心に栄えた古代ディルムーン文明の遺物(いぶつ)や、古代メソポタミア、インダス文明のものと同型の印章類が出土しました。それらは、ファイラカ島が古くからメソポタミア、インダス両文明の交差点であり、重要な交易(こうえき)の中けい地であったことを示(しめ)しています。

 そのため、クウェートにはほかのアラブ諸国(しょこく)やインド、イラン、アフリカなどから多様なこうしん料、薬草などが集まりました。クウェートで用いられるスパイスやハーブ類の多様さもその歴史を物語るものです。

ファイラカ島の遺跡(いせき)
ファイラカ島の遺跡(いせき)

<料理>
 交易(こうえき)のきょ点として栄えた歴史から、クウェートにはほかのアラブ諸国(しょこく)やインド、アフリカなどから伝わった多様なスパイスやハーブが使われます。近隣(りん)の湾岸(わんがん)諸国同様、アラブ風たきこみご飯「マクブース」という料理がとてもポピュラーです。

とり肉のマクブース
とり肉のマクブース









クウェート






ページのうえへ

 

アラブのどうわ マンガコーナー なんだろう ハキムとこどもたち まほうのじゅうたん こどものうた とうじょうじんぶつ しつもん とうじょうじんぶつ こどものうた まほうのじゅうたん ハキムとこどもたち なんだろう? アラブのどうわ マンガコーナー こどものうた Copyright アラブ イスラーム学院 2006年 All Rights Reserved. なんだろう ハキムとこどもたち まほうのじゅうたん こどものうた とうじょうじんぶつ しつもん


アラビア村バナー
アラブのどうわ マンガコーナー なんだろう? ハキムとこどもたち まほうのじゅうたん こどものうた とうじょうじんぶつ しつもん