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<位置> |
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アラビア半島北部、そして西アジア南部に位置し、北はシリア、東はイラク、南と南東はサウジアラビア、西南はアカバ湾(わん)、そして西は死海とパレスチナ自治区、イスラエルに接(せっ)しています。 |

<国名の由来> |
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ヨルダン(アラビア語ではオルドゥン)という国名は、今はパレスチナ自治区・イスラエルとの国境(こっきょう)となっているヨルダン川に由来しています。また「ハーシム」は、イスラーム教の預言者(よげんしゃ)モハンマドの家系(かけい)である「ハーシム家」を表します。ハーシム家出身の国王が世襲統治(せしゅうとうち)することから、このように名づけられています。 |
<気候> |
日本と同じく四季はありますが春と秋がとても短く、冬には雪が降(ふ)ることもあります。東部から南部は雨の少ない砂漠(さばく)のステップ(草原)気候に分類され、南部の紅海(こうかい)に面した地域(ちいき)は、年間を通じて気温が高い乾燥(かんそう)した熱帯気候に分類されます。
しかし北西部に位置する首都アンマンでは、6〜8月の夏季の気温はだいたい25℃以下、1〜3月の冬季の気温は日本より2〜3℃高めなので、日本より全体的に過(す)ごしやすいといえます。雨量は日本にくらべてとても少ないです。 |
<地理> |
ヨルダンは小さな国で、国土の80%が砂漠(さばく)ですが、その地形はとても変化に富(と)んでいます。
西部には、イスラエルとの国境(こっきょう)に面して死海を含むヨルダン渓谷(けいこく)があります。ヨルダン渓谷は世界一標高が低いことで知られ、死海では海ばつマイナス408メートルまで下がります。ヨルダン渓谷にはヨルダン川が流れ、その東にはヨルダン高原があります。
最高峰(ほう)のラム山(1,734メートル)は、南部の砂漠の町ワーディー・ラムにあります。映画「アラビアのロレンス」が撮影(さつえい)されたことで有名な町です。
アカバ湾(わん)は、ヨルダン唯一(ゆいいつ)の港としてとても活気があり、また随一(ずいいち)のリゾート地として国内外からの多くの旅行者でにぎわっています。ヨルダンが接(せっ)する海岸線は、このアカバ湾に面する15キロメートルだけです。 |
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アカバ湾 |
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ワーディー・ラム |
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<死海> |
死海からは流れ出る川がないままに大量の水が蒸(じょう)発するので、その水の塩分は27%と非常(ひじょう)に濃(こ)く、そのため、たとえかなづちの人が入っても決して沈(しず)まないことで有名です。またその高い塩分や鉱(こう)分のために生物はほとんど生息していません。2005年に愛知県で開催(かいさい)された「愛・地球博」のヨルダン館では死海の水や周囲の砂(すな)が持ちこまれ、おとずれた人たちが「沈まない海水」を体験することができるようになっていました。
死海のまわりには塩分を多量にふくんだ泥(どろ)があり、それが皮膚(ひふ)病や美容(びよう)にとても効果(こうか)があることで知られており、近年日本でも化粧(けしょう)品などとして輸入(ゆにゅう)されるようになりました。古代エジプト人も、ミイラの臓器保存(ぞうきほぞん)のためにバクテリアを殺す死海の塩や泥を輸入していたと言います。
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